法華堂について

若草山麓に位置する華厳宗の大本山、東大寺のお堂のひとつ。

東大寺の前身とされる金鐘寺というお寺のお堂だったと伝えられる。内部は正堂と礼堂に分かれ、現在拝観受付のある手前部分が礼堂、奥の仏像を安置している部分が正堂となる。正堂は奈良時代建立の、東大寺最古の木造建築物。礼堂は鎌倉時代に新しく建てられたので、奈良時代と鎌倉時代の様式が調和した美しい姿となっている。

【天平の宝石箱】

法華堂内の須弥壇上には本尊・不空羂索観音像(国宝)が安置されており、それを守護する天部として梵天、帝釈天、四天王、金剛力士が取り囲むように配置されている。全て奈良時代の国宝で「天平の宝石箱」とも呼ばれている。また、不空羂索観音の背後には秘仏・執金剛神像が置かれ、12月16日の良弁忌にだけその姿を拝することができる。


正式名称 東大寺法華堂
通称 三月堂
宗派 華厳宗
本尊 不空羂索観音
所在地 東大寺上院エリア
電話番号 0742-22-5511
公式サイト http://www.todaiji.or.jp/

付帯情報

交通案内 大仏殿より徒歩10分(坂上る)
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駐車場情報 無し(東大寺周辺の有料駐車場利用)
車椅子による見学 スロープ等は無し
拝観・開館時間  4~10月 7:30~17:30  11~3月 8:00~17:00
見学所要時間 10分
休日・休館
料金 大人:600円 小学生:300円
備考

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