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現役の奈良観光ガイドがお届けするいちおしスポット!


梅が見ごろです

みなさまこんにちは、奈良観光ガイドの佐藤です。

1264回目の修二会本行も無事に終わり、もう間もなく奈良にも春がやってきます。最近の気温も22度と2週間前に雪が降っていたとは思えないほどの変わりようです。

この時期、奈良公園のあちらこちらで梅の蕾がひらきはじめています。大仏殿と南大門を結ぶ表の参道から南に徒歩3分ほどで到着することができる片岡梅林は、ちょうど見ごろをむかえています。

「梅」は中国四川省が原産地で、日本に渡来したのは8世紀頃だといわれています。その素晴らしい香りと色彩はすぐに宮廷の人々を魅了して奈良の都にも多くの梅が植えられました。現代では花見といえば桜を思い浮かべますが、奈良時代、花見といえば梅を見ることだったそうです。

鹿とお花見

また、枝垂桜で有名な奈良の「氷室神社」境内。「奈良国立博物館」前の広場、国指定の文化財にも指定されている名勝、「依水園」でも美しい梅がご覧いただけます。

桜の花見の前にぜひ梅の花見も奈良でお楽しみください。


片岡梅林

    • 所在地:〒630-8301 奈良県奈良市 高畑町1149
    • 奈良交通バス「春日大社表参道」より徒歩1分

古都・奈良が青く輝く一週間【2015年 しあわせ回廊なら瑠璃絵】

みなさま、こんにちは。奈良観光ガイドの佐藤です。

明日、2月8日(日)から2月14日(土)まで「2015年 しあわせ回廊なら瑠璃絵」が開催されます。古都・奈良の冬を彩る人気イベントで、期間中は夜の奈良公園が瑠璃色に輝きます。メインの会場は奈良市春日野町の県新公会堂です。

しあわせ回廊なら瑠璃絵がたくさんの人に愛されるのは、キレイなイルミネーションイベントであると同時に大切な役割を担っているからであると私は思っています。

早春のこの時期、奈良公園を代表する三社寺【春日大社】【興福寺】【東大寺】で夜間特別拝観やライトアップが行われています。昼とは異なる社寺の表情をご覧いただける素敵な機会です。

しかし、夜に奈良公園を歩いたことのある方はご存知だと思いますが、社寺の境内は必要以上には照明を設置しないため非常に暗いのです。鹿のオトシモノを踏んでも気づかないくらい暗いのです。

 

しあわせ回廊なら瑠璃絵

「しあわせ回廊なら瑠璃絵」は「平和」や「幸福」を祈りに奈良の社寺に参拝にいらっしゃった方の足元を美しい光で照らし、三つの社寺をつなぐ「回廊」の役割を持っています。「しあわせ」を願いこの期間だけ造られる光の回廊です。

古来より人の心を魅了してきた美しい鉱物・瑠璃。宝石としての瑠璃はシルクロードの終着駅として大陸との交流が盛んだった時期にさえ、天皇など貴族階級がほんのわずか所有するのみという貴重なものでした(正倉院宝物として現存しています)。仏教の中での七宝の一つにも数えられていたので、その深い青色は聖なる色とされていたようです。神社、お寺の境内を照らすにはぴったりな色に感じます。

開催期間も一週間と長めなので、ぜひ休日奈良公園に遊びに来てください!「なら瑠璃絵オフィシャルブース」「バレンタインマーケット」「夜参りライブ」など見どころがたくさんです!

最終日14日(土)には「奈良公園バースデー花火・ライブ」があります。そうなんです、実は奈良公園の誕生日は2月14日。今回で135歳の誕生日です。


しあわせ回廊なら瑠璃絵実行委員会事務局

    • 電話番号:0742-20-0214
    • 点灯時間:18時~21時
    • 期間:2/8(日)〜2/14(土)
    • HP:http://rurie.jp/

節分!【興福寺 追儺会】

みなさま、こんにちは。奈良観光ガイドの佐藤です。2月3日興福寺の追儺会に行ってまいりました。

興福寺の追儺会は境内の東金堂前に舞台を組み行われます。
東金堂本尊薬師如来の御宝前で日常の罪を悔い、国民の幸福を祈る「薬師悔過」の法要からはじまります。静けさの中、力強い声で唱えられるお経は大変迫力があり会場は厳かな空気に包まれました。このとき舞台の前はほぼ満員状態です。

続いて行われる「鬼追いの儀式」。この儀式には青鬼、赤鬼、黒鬼が登場します。
この三種類の鬼は人間の持つ悪い感情「貪り、怒り、愚か」を表していて、東金堂前の舞台で暴れまわります。
中盤には鬼たちが酒を飲み(もちろん演技です)酔っ払いさらに大暴れします。すると正義の味方毘沙門天が登場、勇ましく戟を振り鬼たちを退散させるといった内容です。鬼たちが退散した後には、大黒天が現れ「鬼は外!福は内!」「鬼は外!福は内!」と繰り返しながら舞台のはじからはじまで小槌を振って歩きます。

 

そしていよいよ豆まき!

毎年恒例の豆まきが開始されます。
興福寺の「興福豆」をまいたのは本年の年男とミス奈良でした。東金堂前は熱気に包まれ、会場に集まった方が両手を挙げ一心不乱に豆をキャッチしていました。私も一つキャッチ出来ました!
興福寺東金堂からまかれる豆の袋の中には「当たり」があり、様々な景品が当たります。今年は電子辞書、電気ヒーター、宿泊券、妖怪ウォッチグッズが景品として出品されていました。

興福寺の節分行事は奈良公園のものの中でも遅い時間帯「薬師悔過:18時半頃」「鬼追いの儀式:19時頃」「豆まき:19時半頃」なので、学校帰りや会社帰りでも参加が可能です。
薬師悔過の行事から参加する方が多いため、豆まきの時間ギリギリに行くと豆をキャッチ出来るところまで到達できません。今年は18時に東金堂前到着である程度前まで行けました。ぜひ来年2月3日は興福寺に立ち寄ってみて下さい。



鬼は外!福は内! 【奈良公園周辺の節分行事】

みなさま、こんにちは。奈良観光ガイドの佐藤です。

2月はじめの行事といえばやはり…「節分」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。私も小さなころは自宅で豆まきをしました。「鬼は外!福は内!」懐かしいです。

小さなお子様のいるご家庭では恒例かもしれませんが、大人になると節分を体感する機会はほとんどなくなります。「久しぶりに節分の雰囲気を味わいたい」という方は2月3日にお寺、神社に足を運んでみて下さい。厄除けや邪気除けの行事「追儺会」「節分会」などの名称で豆まきも行われます。「せんとくん」や「しかまろくん」「ミス奈良」が豆をまいたり、豆に福引がついていて豪華賞品が当たったりと各社寺特徴のある豆まきとなっています。その前後に行われる法要は豆まきの和やかなムードとは異なる、厳かな雰囲気で行われます。

 

奈良公園周辺の節分

奈良公園周辺の神社・お寺の節分行事は、それぞれ時間がずれているため、2月3日だけで五つの節分行事をご覧いただくことが可能です。

以下、予定開始時間です。

手向山神社「お田植祭」11:00

東大寺 二月堂「豆まき」14:00「星祭」18:00

http://www.todaiji.or.jp/

元興寺「大護摩供」12:00「豆まき」15:00

http://www.gangoji.or.jp/

春日大社「舞楽」17:30「燈籠点火」18:00

http://www.kasugataisha.or.jp/

興福寺「追儺会」18:30「鬼追い式」19:00「豆まき」19:30

http://www.kohfukuji.com/

当日は大変混みあいます。豆を絶対キャッチしたい!という方は前列に到達できるよう会場に早めに向かって下さい。


はじめまして、奈良観光ガイドの佐藤です!

みなさま、はじめまして!私は奈良観光ガイドの佐藤と申します。

このたび、奈良観光ナビの「いちおしスポット!」を担当させていただくことになりました。奈良に住んでいて発見したもの、奈良に遊びに来る方にオススメの場所など、この場を借りてご紹介させていただきます。いちおしスポット!というタイトルですが「場所」に限らず、奈良の「コト」「モノ」も取り上げていこうと思っています。春秋の旅行シーズンはほぼ毎日奈良公園にいるため記事の内容が奈良市内にかたよりそうですが、出来るだけ広い範囲を紹介できるように頑張ります!よろしくお願いいたします。

奈良を歩くのなら

奈良は国際観光都市です。毎年国内外から多くの方が観光にいらっしゃいます。

しっかりとスケジュールを組んで来られる方、とくに予定を組まずにのんびりと過ごされる方、様々な観光の仕方があります。奈良に遊びに行こう!と予定されている方は、ぜひお寺のこと、施設のこと等、ほんの少しだけ調べて来てみて下さい。「拝観時間が何時までか」「ここからここはこの位の距離」などの情報を知っているだけでも非常にスムーズな観光となります。(季節によって拝観時間の変わる社寺、博物館などの展示替え、工事による休館には特にご注意下さい)

みなさまの旅行、観光が素敵なものになりますように!

「下調べに時間をかけず純粋に観光を楽しみたい」「せっかくだから社寺や行事を案内付きでしっかり観たい」という方は、奈良専門のガイドをご利用ください。→奈良観光ガイドhttp://www.kankou-guide.jp/

奈良観光ナビには、奈良の社寺の拝観時間、料金、概要をまとめているページがありますので、ぜひご利用ください。→奈良のお寺・神社

 

 


奈良観光ガイド

    • 所在地:〒630-8306 奈良県奈良市紀寺南方町370-1 あじさいビル3F
    • 電話番号:0742-22-0455(代表)
    • 営業時間:
    • 定休日:無休
    • HP:http://www.kankou-guide.jp/

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奈良のイベント

6月
5
2024
8:30 AM 国宝・鑑真和上坐像特別公開 唐招提寺御影堂(数年間は新宝蔵)
国宝・鑑真和上坐像特別公開 唐招提寺御影堂(数年間は新宝蔵)
6月 5 @ 8:30 AM – 6月 7 @ 5:00 PM
鑑真大和上の命日である6月6日に合わせ、国宝・鑑真和上坐像の厨子の扉が開かれます。 毎年6月5~7日の3日間が特別公開日となっています。 場所は唐招提寺御影堂ですが、ここ数年は御影堂修理のために新宝蔵での公開となっています。  
7月
7
2024
終日 興福寺三重塔特別公開 興福寺
興福寺三重塔特別公開 興福寺
7月 7 終日
毎年7月7日は、興福寺の三重塔が特別開扉され、窪弁財天像などが拝観できます。 当日は10時から法要が行われます。 拝観時間は9時~16時 興福寺三重塔は国宝・鎌倉時代の建造物。
2月
3
2025
6:30 PM 【春日大社】節分万燈籠 春日大社
【春日大社】節分万燈籠 春日大社
2月 3 @ 6:30 PM – 8:30 PM
石燈籠2000基、釣燈籠1000基の合計3000基ある燈籠に 灯がともります。  
6:30 PM 興福寺追儺会(鬼追い式) 興福寺
興福寺追儺会(鬼追い式) 興福寺
2月 3 @ 6:30 PM
三匹の鬼を毘沙門天が退治する厄除け招福の行事 福豆まきも行われます
2月
8
2025
6:00 PM しあわせ回廊 なら瑠璃絵 奈良公園内(東大寺、新公会堂、奈良国立博物館、興福寺、春日大社)
しあわせ回廊 なら瑠璃絵 奈良公園内(東大寺、新公会堂、奈良国立博物館、興福寺、春日大社)
2月 8 @ 6:00 PM – 2月 14 @ 9:00 PM
なら瑠璃絵は冬の新たな風物詩。 春日大社、興福寺、東大寺という奈良を代表する三社寺を幻想的な光の道でつなぎます。 期間中は ①春日大社の燈籠点灯・御本殿夜間参拝(閉門20:30) ②興福寺の東金堂拝観・国宝館夜間開館(最終受付19:45閉扉20:00) ③東大寺大仏殿は観相窓が開き金銅八角燈篭には火が灯ります ※中門外からの拝観 (場所によって拝観料、入館料が必要です。) イベント詳細・お問い合わせは【なら瑠璃絵実行委員会】まで URL http://wwwrurie.jp/  

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