鑑真の再来とも言われ多くの功績を残した覚盛上人
修行中、覚盛上人の肌に止まった蚊を叩こうとする弟子に「自分の血を与えるのも菩薩行である」とおっしゃって戒めた故事があります。
うちわまきは覚盛上人が亡くなった後、弟子が「せめて団扇で蚊を払ってください」と霊前に団扇を供えたことに由来しています。
覚盛上人の命日にあたる5月19日に何千本といううちわが国宝、鼓楼の上からまかれ下で参加者がそれを取ります。
午後1時より法要
午後3時から鼓楼からハート型の団扇を参拝者にまく
遭難・火難の魔除けにご利益があるといわれる
法華寺にて、国宝・十一面観音像が特別開扉されます。
平安初期彫刻の傑作で、光明皇后をモデルに作られたとも伝わる美仏です。
通常は御前立ちの拝観のみですが、年に3度の期間中だけの特別開扉となります。
この機会に是非お参りください。
拝観時間 09:00 ~ 17:00
拝観料金 大人1000円、中学生700円、小学生400円(本堂国宝十一面観音、慈光寺、華楽園の共通割引券)
伎芸天像の有名な秋篠寺には、明王の総帥・大元帥明王が出現されたという伝説があり、年に1日だけ秘仏大元帥明王像が特別開扉されます。
鎌倉時代に「造東大寺大勧進」として大仏殿をはじめ東大寺の伽藍を復興され86歳でその生涯を終えられた俊乗房重源上人の御忌にあたる法要。
この日は俊乗堂が特別公開され、国宝・俊乗上人坐像や、快慶作と伝わる阿弥陀如来像を拝むことが出来る。
「裸のお地蔵さん」として知られる秘仏地蔵菩薩立像が特別開扉されます。
毎月17日は観音様の縁日で、特に旧暦8月17日は十七夜と呼ばれ各地の観音霊場で様々な法要や催しが行われてきました。
東大寺の二月堂でも、毎年9月17日、堂内に万灯明をともし、本堂周辺にも万灯籠を配置して十七夜の法要をお勤めしています。
夕刻には二月堂本堂周辺に500基前後の願い事や絵を描いた万灯籠が配置されます。
盆踊りは18半から二月堂下の広場で行われ、自由に参加できます。
春日王の病気平癒のため、この神社に第一皇子浄人と第二皇子安貴王が祈願の舞を奉納したのに始まるといわれている。8日の宵宮祭は、午後7時頃から同町にある翁講によって、式三番叟が演じられる。三番叟と千歳の問答に、能狂言発達以前の古い形が残っており、国の重要無形民俗文化財。
「過去」「現在」「未来」の三世諸仏の仏名を唱え、その年に犯した罪障を懺悔滅罪生善を祈る法会です。
古くは奈良時代に宮中で仏名を唱える法会が行われたと伝えられています。
二月堂本堂正面の局から格子越しに聴聞・見学できます。
御祈願をご希望の方はその年の11月末日までに二月堂へお申し込みください。
一年間仏様につもった埃を払います



