聖徳太子の命日である3月22日からの3日間、太子の遺徳を讃え供養する法要『お会式』が法隆寺聖霊院で行われる。
聖霊院・律学院堂内はたくさんのお供物で飾られる。参道には露店が並び、賑わいをみせる。 法要は22日の13:00から。
※この期間中にはご本尊である国宝・聖徳太子坐像が特別開扉されますが、お供え物が高く積まれているため実際に見ることは出来ません。ご注意ください。
※3月21日、法隆寺閉門後の18時から『逮夜法要』が執り行われます。一般参加者は法要後に内陣に入り、短時間ですが聖徳太子像を拝観することができます。
明治17年まで封印されていた救世観音立像を拝観できます
殺生戒に基づく、捕えた生き物を供養する。
鯉を供養して猿沢池に放す
北円堂の内部と運慶作本尊弥勒如来坐像と無著・世親菩薩立像の拝観ができます。
拝観時間は9:00~17:00ですが受付終了は16:45までですのでお気を付け下さい。
鑑真の再来とも言われ多くの功績を残した覚盛上人
修行中、覚盛上人の肌に止まった蚊を叩こうとする弟子に「自分の血を与えるのも菩薩行である」とおっしゃって戒めた故事があります。
うちわまきは覚盛上人が亡くなった後、弟子が「せめて団扇で蚊を払ってください」と霊前に団扇を供えたことに由来しています。
覚盛上人の命日にあたる5月19日に何千本といううちわが国宝、鼓楼の上からまかれ下で参加者がそれを取ります。
午後1時より法要
午後3時から鼓楼からハート型の団扇を参拝者にまく
遭難・火難の魔除けにご利益があるといわれる
法華寺にて、国宝・十一面観音像が特別開扉されます。
平安初期彫刻の傑作で、光明皇后をモデルに作られたとも伝わる美仏です。
通常は御前立ちの拝観のみですが、年に3度の期間中だけの特別開扉となります。
この機会に是非お参りください。
拝観時間 09:00 ~ 17:00
拝観料金 大人1000円、中学生700円、小学生400円(本堂国宝十一面観音、慈光寺、華楽園の共通割引券)
伎芸天像の有名な秋篠寺には、明王の総帥・大元帥明王が出現されたという伝説があり、年に1日だけ秘仏大元帥明王像が特別開扉されます。
鎌倉時代に「造東大寺大勧進」として大仏殿をはじめ東大寺の伽藍を復興され86歳でその生涯を終えられた俊乗房重源上人の御忌にあたる法要。
この日は俊乗堂が特別公開され、国宝・俊乗上人坐像や、快慶作と伝わる阿弥陀如来像を拝むことが出来る。
「裸のお地蔵さん」として知られる秘仏地蔵菩薩立像が特別開扉されます。



