南円堂について
興福寺は 奈良市登大路町にある法相宗の大本山。藤原氏の氏寺として古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。
南円堂は813年、藤原冬嗣が父・内麻呂の遺志を継いで、西金堂の南側に建立。現在の堂は江戸時代(1797年)に再建されたもの。西国三十三所の九番札所として広く信仰を集める。本尊の不空羂索観音像は運慶の父で慶派の基礎を築いた仏師康慶の作である。手に持つ羂索で衆生を残さず救いとるという観音で、眉間に一目を戴いた三目とし、腕は八本を備えている。像高3mを超す巨大な坐像である。南円堂は年に一度、大般若経転読会の行われる日のみ開扉されるため、本尊・不空羂索観音像は通常10月17日にのみ拝観可能な秘仏となっている。
付帯情報
| 交通案内 | ・近鉄電車による交通のご案内 近鉄奈良駅 東改札より 事務所横 2号階段 エスカレーター横 3号階段 ・JRによる交通のご案内 JR奈良駅 奈良交通市内循環系統に乗り5分 バス停県庁前下車すぐ |
| MAP | 大きな地図で見る |
| 駐車場情報 | 普通車 最大収容数 46台 バス 最大収容数 16台 |
| 車椅子による見学 | スロープ等は無し |
| 拝観・開館時間 | 開扉は10月17日のみ |
| 見学所要時間 | 10分 |
| 休日・休館 | |
| 料金 | 特別公開時有料 |
| 備考 |




