752年から途切れることなく続けられる不退の行法・東大寺修二会。
11人の『練行衆』と呼ばれる精進潔斎した行者がみずからの過去の罪障を懺悔し、その功徳により興隆仏法、天下泰安、万民豊楽、五穀豊穣などを祈る法要行事。
3月1~14日までの二週間に渡り厳格な戒律の元様々な儀式が執り行われる。
初夜、二月堂上堂の際練行衆の道明かりとなる『お松明』は特に有名で、6mに達する大松明が欄干から突き出されると大量の火の粉が降り注ぎ、
詰めかけた参拝者から「わぁーっ」と歓声があがる光景は風物詩となっている。
鑑真大和上の命日である6月6日に合わせ、国宝・鑑真和上坐像の厨子の扉が開かれます。
毎年6月5~7日の3日間が特別公開日となっています。
場所は唐招提寺御影堂ですが、ここ数年は御影堂修理のために新宝蔵での公開となっています。
毎年7月7日は、興福寺の三重塔が特別開扉され、窪弁財天像などが拝観できます。
当日は10時から法要が行われます。
拝観時間は9時~16時
興福寺三重塔は国宝・鎌倉時代の建造物。
120人程の僧侶や関係者が二月堂の湯屋で身を清め、年に一度の大仏さまの御身を浄める行事「お身拭い」を始めます。
そのあと、大仏殿の消防設備の放水訓練も行われます。
※行事は7時からですが、見学可能となる拝観時間は7時30分からですのでご注意ください。
8月9日は東大寺二月堂の功徳日、「およく」と呼ばれる日。当日に二月堂に参拝した者には4万6千日分の功徳があるとされる。
当日は万灯明の灯明料(一口500円)で福引ができるほか、限定の御朱印や、およく餅の販売があり多くの参拝者で賑わう。
17時30分の一旦閉堂後、19時から21時まで特別に夜間拝観ができます。
夜間の拝観は無料です。
大仏殿のまわりに2500基ほどの灯籠が並べられる
また大仏殿正面の観相窓が開いて、大仏さまのお顔が灯火に浮かび上がるさまを参道から拝んでいただくこともできる。



