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現役の奈良観光ガイドがお届けするいちおしスポット!


2015年 奈良公園桜いちおしスポット!part3

みなさま、こんにちは!奈良観光ガイドの佐藤です。

ソメイヨシノをはじめ、つぎつぎと奈良公園の桜は満開を迎えています。奈良公園春日野園地周辺は様々な品種の桜があるため、お花見が面白いスポットです。咲き誇る満開の桜の隣には、まだ開きかけの桜、その隣はまだまだ蕾の桜、といったように満開の時期が異なる桜が並んでいます。九重桜、八重桜などはまだまだこれからです!

御衣黄

春日野園地周辺の桜の木には右下の図のように品種が書かれているものもありますので、気に入った桜がありましたら是非名前もご覧ください。本日の画像の桜は「御衣黄」といいます。桜の色といえば淡いピンクを想像しますが、この桜は少々変わった品種で黄緑色の花をつけます。左上画像のようにまだ蕾の状態です。江戸時代栽培されたのが始めでその花弁の色が貴族の衣服の萌黄色に近かったことがその名の由来であると言われています。

これから見ごろを迎える桜がまだまだたくさんあります!


奈良公園

    • 所在地:〒630-8384 奈良市芝新屋町1番地
    • 電話番号:0742-22-0375
    • HP:http://nara-park.com/

2015年 奈良公園「桜」いちおしスポット!part2

みなさんこんにちは、奈良観光ガイドの佐藤です。

昨日3月31日の氷室神社境内、枝垂桜です。おそらく今週、来週が一番の見ごろだと思います。多少差がありますが、現時点でほぼ満開です!

場所によっては頭や体が垂れた枝に触れそうな場所もありますので、来週以降の桜吹雪も迫力がありそうです。

DEER LINE

奈良公園の桜は満開を迎えると他の地域ではあまり見られない変化をします。特に枝垂桜だと分かりやすいのですが、右の画像のように枝先がキレイに揃うのです。前髪をぱっつんと揃えて切ったようなその見た目から「おかっぱ桜」と親しまれています。素敵なヘアースタイルにカットした美容師の正体は、やはり「鹿」です。

DEER LINE:鹿摂食線と呼ばれるものです。奈良公園の鹿の主食は園地や山麓、社寺境内の芝です。その芝に比べ桜はさぞ美味しいのでしょう、首を伸ばしたり、立ち上がったりしてムシャムシャと食べています。そのグルメな鹿達が届く範囲をギリギリまで食べつくしてしまうため、このようにキレイなおかっぱ桜が完成します。


氷室神社


2015年 奈良公園「桜」いちおしスポット!part1

みなさんこんにちは、奈良観光ガイドの佐藤です。

奈良公園にもいよいよ春がやってきました!先週は寒の戻りで少し冷え込みましたが、本日も春らしいポカポカ陽気です。

そしてやはり春といえば桜。奈良公園では奈良県花のナラノヤエザクラをはじめ、ソメイヨシノ、御衣黄など多くの品種をご覧いただけます。今年のお花見はぜひ奈良公園でどうぞ!

奈良公園の桜は山林部などを除き、約1700本といわれています。しかし奈良公園の桜は吉野千本桜とは異なり、まとまって咲いておりません。公園内、お堂の側や若草山麓、園地と所々に咲いています。そのため品種や咲いている場所によって開花の時期は当然変わってきます。

奈良公園の桜

せっかくのお花見「もう散っとった…」「早すぎて蕾やった…」ということが無いように、私ども奈良観光ガイドのガイド達が奈良公園の「最新の桜」を場所と画像を載せてご紹介します。この「いちおしスポット!」だけでなく、奈良観光ガイドのホームページトピックススタッフブログTwitterなどでも各ガイド随時更新していく予定です。出かける前にチェックしてみて下さい。

また、奈良観光ガイドではガイドプラン以外にもご要望に沿って、桜の時期だけの特別コースもプランニングしてご案内させていただきます。会社のお花見、家族のお花見など予定されている方はぜひご利用下さい。

※「鹿がいるし、お食事はどこか店内でしたい。」とお考えのお客様には、ご案内させていただく際にお食事会場の相談、予約席確保もお手伝いします。幹事の方は一度お気軽にご連絡下さい!



梅が見ごろです

みなさまこんにちは、奈良観光ガイドの佐藤です。

1264回目の修二会本行も無事に終わり、もう間もなく奈良にも春がやってきます。最近の気温も22度と2週間前に雪が降っていたとは思えないほどの変わりようです。

この時期、奈良公園のあちらこちらで梅の蕾がひらきはじめています。大仏殿と南大門を結ぶ表の参道から南に徒歩3分ほどで到着することができる片岡梅林は、ちょうど見ごろをむかえています。

「梅」は中国四川省が原産地で、日本に渡来したのは8世紀頃だといわれています。その素晴らしい香りと色彩はすぐに宮廷の人々を魅了して奈良の都にも多くの梅が植えられました。現代では花見といえば桜を思い浮かべますが、奈良時代、花見といえば梅を見ることだったそうです。

鹿とお花見

また、枝垂桜で有名な奈良の「氷室神社」境内。「奈良国立博物館」前の広場、国指定の文化財にも指定されている名勝、「依水園」でも美しい梅がご覧いただけます。

桜の花見の前にぜひ梅の花見も奈良でお楽しみください。


片岡梅林

    • 所在地:〒630-8301 奈良県奈良市 高畑町1149
    • 奈良交通バス「春日大社表参道」より徒歩1分

古都・奈良が青く輝く一週間【2015年 しあわせ回廊なら瑠璃絵】

みなさま、こんにちは。奈良観光ガイドの佐藤です。

明日、2月8日(日)から2月14日(土)まで「2015年 しあわせ回廊なら瑠璃絵」が開催されます。古都・奈良の冬を彩る人気イベントで、期間中は夜の奈良公園が瑠璃色に輝きます。メインの会場は奈良市春日野町の県新公会堂です。

しあわせ回廊なら瑠璃絵がたくさんの人に愛されるのは、キレイなイルミネーションイベントであると同時に大切な役割を担っているからであると私は思っています。

早春のこの時期、奈良公園を代表する三社寺【春日大社】【興福寺】【東大寺】で夜間特別拝観やライトアップが行われています。昼とは異なる社寺の表情をご覧いただける素敵な機会です。

しかし、夜に奈良公園を歩いたことのある方はご存知だと思いますが、社寺の境内は必要以上には照明を設置しないため非常に暗いのです。鹿のオトシモノを踏んでも気づかないくらい暗いのです。

 

しあわせ回廊なら瑠璃絵

「しあわせ回廊なら瑠璃絵」は「平和」や「幸福」を祈りに奈良の社寺に参拝にいらっしゃった方の足元を美しい光で照らし、三つの社寺をつなぐ「回廊」の役割を持っています。「しあわせ」を願いこの期間だけ造られる光の回廊です。

古来より人の心を魅了してきた美しい鉱物・瑠璃。宝石としての瑠璃はシルクロードの終着駅として大陸との交流が盛んだった時期にさえ、天皇など貴族階級がほんのわずか所有するのみという貴重なものでした(正倉院宝物として現存しています)。仏教の中での七宝の一つにも数えられていたので、その深い青色は聖なる色とされていたようです。神社、お寺の境内を照らすにはぴったりな色に感じます。

開催期間も一週間と長めなので、ぜひ休日奈良公園に遊びに来てください!「なら瑠璃絵オフィシャルブース」「バレンタインマーケット」「夜参りライブ」など見どころがたくさんです!

最終日14日(土)には「奈良公園バースデー花火・ライブ」があります。そうなんです、実は奈良公園の誕生日は2月14日。今回で135歳の誕生日です。


しあわせ回廊なら瑠璃絵実行委員会事務局

    • 電話番号:0742-20-0214
    • 点灯時間:18時~21時
    • 期間:2/8(日)〜2/14(土)
    • HP:http://rurie.jp/

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奈良のイベント

2月
3
2026
6:30 PM 【春日大社】節分万燈籠 春日大社
【春日大社】節分万燈籠 春日大社
2月 3 @ 6:30 PM – 8:30 PM
石燈籠2000基、釣燈籠1000基の合計3000基ある燈籠に 灯がともります。  
6:30 PM 興福寺追儺会(鬼追い式) 興福寺
興福寺追儺会(鬼追い式) 興福寺
2月 3 @ 6:30 PM
三匹の鬼を毘沙門天が退治する厄除け招福の行事 福豆まきも行われます
2月
8
2026
6:00 PM しあわせ回廊 なら瑠璃絵 奈良公園内(東大寺、新公会堂、奈良国立博物館、興福寺、春日大社)
しあわせ回廊 なら瑠璃絵 奈良公園内(東大寺、新公会堂、奈良国立博物館、興福寺、春日大社)
2月 8 @ 6:00 PM – 2月 14 @ 9:00 PM
なら瑠璃絵は冬の新たな風物詩。 春日大社、興福寺、東大寺という奈良を代表する三社寺を幻想的な光の道でつなぎます。 期間中は ①春日大社の燈籠点灯・御本殿夜間参拝(閉門20:30) ②興福寺の東金堂拝観・国宝館夜間開館(最終受付19:45閉扉20:00) ③東大寺大仏殿は観相窓が開き金銅八角燈篭には火が灯ります ※中門外からの拝観 (場所によって拝観料、入館料が必要です。) イベント詳細・お問い合わせは【なら瑠璃絵実行委員会】まで URL http://wwwrurie.jp/  
3月
1
2026
終日 東大寺修二会(お水取り) 東大寺二月堂
東大寺修二会(お水取り) 東大寺二月堂
3月 1 – 3月 14 終日
752年から途切れることなく続けられる不退の行法・東大寺修二会。 11人の『練行衆』と呼ばれる精進潔斎した行者がみずからの過去の罪障を懺悔し、その功徳により興隆仏法、天下泰安、万民豊楽、五穀豊穣などを祈る法要行事。 3月1~14日までの二週間に渡り厳格な戒律の元様々な儀式が執り行われる。 初夜、二月堂上堂の際練行衆の道明かりとなる『お松明』は特に有名で、6mに達する大松明が欄干から突き出されると大量の火の粉が降り注ぎ、 詰めかけた参拝者から「わぁーっ」と歓声があがる光景は風物詩となっている。  
6月
5
2026
8:30 AM 国宝・鑑真和上坐像特別公開 唐招提寺御影堂(数年間は新宝蔵)
国宝・鑑真和上坐像特別公開 唐招提寺御影堂(数年間は新宝蔵)
6月 5 @ 8:30 AM – 6月 7 @ 5:00 PM
鑑真大和上の命日である6月6日に合わせ、国宝・鑑真和上坐像の厨子の扉が開かれます。 毎年6月5~7日の3日間が特別公開日となっています。 場所は唐招提寺御影堂ですが、ここ数年は御影堂修理のために新宝蔵での公開となっています。  

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