景行天皇陵について

奈良県天理市渋谷町にある前方後円墳。日本最古の道とされる「山ノ辺の道」の途中にある。

考古学名称は「渋谷向山古墳(しぶたにむこうやまこふん)」。古墳の築造年代は4世紀後半と推定され、『古事記』の景行紀には、景行天皇の「陵は山ノ邊の道上にあり」と記されていることから、宮内庁により渋谷向山古墳は「山ノ邊道上陵(やまのべのみちのえのみささぎ)」として景行天皇陵に治定されている。

【ヤマトタケルの父】

景行天皇は『古事記』、『日本書紀』に記される第12代天皇。九州の熊襲討伐に赴き、これを平定。熊襲が再び謀反を起こした際には、息子の日本武尊(ヤマトタケル)を遣わして征討させた。実在を仮定すれば在位の年代は4世紀前半とされている。古墳規模は全長310m、高さ23mで、『古墳大きさランキング』によれば奈良県第2位、全国でも第7位の規模を誇る。


考古学名 渋谷向山古墳
通称 景行天皇陵
所在地 天理市渋谷町
電話番号
公式サイト

付帯情報

交通案内 最寄り駅からの交通
JR 柳本駅
歩30分
近鉄 天理駅
桜井方面行バス渋谷下車 歩5分
MAP
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駐車場情報 有り
車椅子による見学
拝観・開館時間
見学所要時間 10分
休日・休館
料金
備考