長岳寺について

奈良県天理市、日本最古の道として知られる「山ノ辺の道」のほぼ中間に位置する真言宗寺院。824年、淳和天皇の勅願により弘法大師空海が大和神社の神宮寺として創建されたと伝わる。

盛時には48もの塔頭が建ち並んでいたそうだが、明治時代の神仏分離令により大打撃を受けた。しかし現在もなお広大な寺域を保っている。境内には、本堂・太子堂・鐘楼門・庫裏などが立つ。

【最古の玉眼】

本堂に安置される阿弥陀三尊像は平安時代末期の作で、玉眼を使用した最古の仏像として有名。玉眼とは目の部分に水晶を入れ、本物の目のような輝きをもたせる技法。鎌倉時代には広く用いられるようになった。

また、長岳寺は関西花の寺二十五霊場のひとつに数えられている。12,000坪の広くて静かな境内には四季折々の花の香りが漂う、花と文化財の寺。


正式名称 長岳寺
宗派 高野山真言宗
本尊 阿弥陀如来
所在地 天理市柳本町508
電話番号 0743-66-1051
公式サイト http://www.chogakuji.or.jp/

付帯情報

交通案内 ・JR・近鉄桜井駅からバス長岳寺前下車、徒歩約10分
・JR柳本駅から徒歩20分
・西名阪自動車道天理ICから国道169号を南へ約6km
MAP
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駐車場情報 無料 30台
車椅子による見学 スロープ等は無し
拝観・開館時間 10:00~17:00
見学所要時間 40分
休日・休館
料金 大人:350円 高大生:300円 中学生:250円 小学生:200円
備考
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