【東大寺】2021年初詣参拝まとめ
2020年12月30日 行事
みなさまこんにちは、奈良観光ガイドです。
新型コロナウイルスが依然として猛威を振るう中、
奈良県内の各寺社でも新年初詣の参拝について対応が迫られております。
その中で今回は東大寺さまの2021年初詣参拝についての情報をまとめてみました。
【除夜の鐘】
元日午前0時より実施するが、一般参拝者は鐘撞き不可
【大仏殿】
元日午前0時~8時まで無料参拝。
今年は通常の入堂口から列に並び消毒を受けてからの入場。
【二月堂】
元日午前0時~2時までの間、一方通行の参拝経路となる。
なお、例年1月3日と5日にふるまわれる「坊雑」は中止されるそうです。
以上、東大寺2021年初詣参拝についての情報です。
なお、東大寺様はできるだけ三が日の参拝を控えていただくようお願いされております。
皆様もご理解ご協力をお願い致します。
来年も良い年でありますように。
奈良県・2020年春の特別開扉情報
2020年3月19日 未分類
※新型コロナウイルスの影響により本記事記載の拝観情報に変更があります。
詳細は各社寺に直接お問い合わせをお願致します。(2020/04/28)
みなさんこんちには、奈良観光ガイドです。
今回は奈良県で春季に行われる社寺特別開扉の情報をいくつかピックアップしてお届けします。
○室生寺(宇陀市)
寳物殿(ほうもつでん)開館
期間:令和2年3月17日~
室生寺仁王門前の北側エリアに寳物殿が完成します。
金堂から移される平安時代前期に作られた十一面観音菩薩立像(国宝)、地蔵菩薩立像(重文)、鎌倉時代の慶派仏師作といわれている十二神将像(重文)6体などの貴重な寺宝が収蔵されます。
○壷阪寺(高取町)
壷阪観音お身拭い特別参拝
期間:令和2年4月18日~6月30日
西国三十三所草創1300年を記念して本尊十一面千手観世音菩薩(室町期作)の特製浄布にて直接触れてお参り頂くお身拭い特別参拝できます。
是非、この機会に観音様と強いご縁を結んでください。
また、壷阪寺の桜は満開になると境内一円を包み込む様に咲き誇り、国指定重要文化財の三重塔や礼堂などの堂塔伽藍が桜の雲の中に浮かび上がる様に見え、訪れた人々から「桜雲伽藍の寺」と言われています。奈良県内では新しい桜の名所として多くの参拝者が訪れています。夜には桜のライトアップを開催します。(17:30~20:00)
桜大仏 桜雲伽藍の寺、初開催 桜ライトアップ夜間特別拝観
期間:3月下旬~4月初旬
○興福院(奈良市)
春季特別拝観 本尊・阿弥陀三尊像など
期間:令和2年5月3日~5月5日
四季の花々が美しい奈良時代創建の尼寺。普段は事前予約も困難ですが、春に特別拝観されます。
奈良県内では珍しい徳川家ゆかりの霊廟建築・御霊屋もあります。
○薬師寺(奈良市)
国宝東塔大修理落慶 東塔内陣特別公開
期間:令和2年5月1日~令和3年1月17日
平成21年より史上初の全面解体修理が進められてきましたが4月に修理が完了し落慶法要や記念行事が行われます。
○岡寺(明日香村)
本堂内々陣お扉特別開扉
期間:令和2年4月1日~6月30日
御本尊は、日本三大仏のひとつである如意輪観音坐像(重文)で、塑像(土でできた仏像)としては日本最大の仏様で、厄よけの観音様として信仰を集めています。この期間は御本尊の脇にある扉が開帳され、間近から全身を拝むことができます。
春日祭【春日大社】
2020年3月14日 行事
春日大社で行われる春日祭。以前は2月、11月の上申日(その月最初の申の日)に行われていましたが、明治19年以降3月13日に統一されました。天皇陛下の勅使が派遣され執行される勅祭です。
春日祭
西暦849年に藤原氏の祀りとして始まり、時代とともに性格が変化していきます。簡略化された時代もありましたが、明治天皇の旧儀再興の意向を受け現在の形式になりました。参道での祭事は拝観可能ですが、回廊内での祭事は拝観不可となっています。
- 〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160
- 電話:0742-22-7788
- 拝観時間: 6時00分~18時00分
- HP:http://www.kasugataisha.or.jp/
【不退の行法】お水取り(東大寺修二会)
2020年2月20日 行事
まだまだ寒さの厳しいこの季節、修学旅行やパッケージツアーは春秋に比べると少なくなります。とくに大仏殿から少しはなれた場所にある上院というエリアはひっそりとしています。しかし3月に入るとこの上院は地元から遠方から訪れた多くの人で埋め尽くされます。奈良時代より一度たりとも欠かすことなく続く、“不退の行法”とも呼ばれる「修二会」の本業が今年もいよいよ始まります。
修二会の本業は旧暦2月1日(現在の暦で3月1日)から2週間に渡り行われます。毎晩7時になるとつぎつぎに大きな松明に火が灯され二月堂舞台へと運ばれていき、火の玉のように燃える松明が火の粉を散らします。その迫力と美しさにふと我を忘れ、厳かな静けさの中で喚声が上がります。
お水取り
修二会は、旧暦「二」月に「修」める法「会」という意味があります。旧暦2月はインドのお正月にあたるため仏様の供養を行ったといわれていますが、正確な起源ははっきりとしていません。薬師寺、東大寺、長谷寺、法隆寺西円堂など、奈良の古寺で多く行われています。特に東大寺のものは「お水取り」や「お松明」と親しまれています。この本業が終わるころから暖かくなり、奈良に春が訪れると言われています。
奈良観光ガイドでは夜間のガイドも承っております。せっかくの特別な機会、濃い内容で観光したいという方はお気軽にお問い合わせください。→奈良観光ガイド
※二月堂への道は夜暗くなりますのでくれぐれもご注意ください。
- 所在地:〒630-8211 奈良県奈良市雑司町406−1
- 電話番号:0742-22-3386
- HP:http://www.todaiji.or.jp/
古都・奈良が青く輝く一週間【2020年 しあわせ回廊なら瑠璃絵】
2020年2月13日 行事
2月8日(土)から2月14日(金)まで、今年も「しあわせ回廊なら瑠璃絵」が開催されます。古都・奈良の冬を彩る人気イベントで、期間中は夜の奈良公園が瑠璃色に輝きます。メインの会場は奈良市春日野町の県新公会堂です。
しあわせ回廊なら瑠璃絵がたくさんの人に愛されるのは、キレイなイルミネーションイベントであると同時に大切な役割を担っているからであると私は思っています。
早春のこの時期、奈良公園を代表する三社寺【春日大社】【興福寺】【東大寺】で夜間特別拝観やライトアップが行われています。昼とは異なる社寺の表情をご覧いただける素敵な機会です。
しかし、夜に奈良公園を歩いたことのある方はご存知だと思いますが、社寺の境内は必要以上には照明を設置しないため非常に暗いのです。鹿のオトシモノを踏んでも気づかないくらい暗いのです。
しあわせ回廊なら瑠璃絵
「しあわせ回廊なら瑠璃絵」は「平和」や「幸福」を祈りに奈良の社寺に参拝にいらっしゃった方の足元を美しい光で照らし、三つの社寺をつなぐ「回廊」の役割を持っています。「しあわせ」を願いこの期間だけ造られる光の回廊です。
古来より人の心を魅了してきた美しい鉱物・瑠璃。宝石としての瑠璃はシルクロードの終着駅として大陸との交流が盛んだった時期にさえ、天皇など貴族階級がほんのわずか所有するのみという貴重なものでした(正倉院宝物として現存しています)。仏教の中での七宝の一つにも数えられていたので、その深い青色は聖なる色とされていたようです。神社、お寺の境内を照らすにはぴったりな色に感じます。
開催期間も一週間と長めなので、ぜひ奈良公園に遊びに来てください!「スカイランタンイベント」「瑠璃絵マーケット」「夜参り提灯」など見どころがたくさんです!
最終日14日(金)には「奈良公園バースデー花火・ライブ」があります。そうなんです、実は奈良公園の誕生日は2月14日。今年で140歳です!
しあわせ回廊なら瑠璃絵実行委員会事務局
- 電話番号:0742-20-0214
- 点灯時間:18時~21時
- 期間:2/8(土)〜2/14(金)
- HP:http://rurie.jp/